土砂降りがつづいたある日、ほっと陽が差しました。
「どこかお花見でも行きませんか?」のお誘いを受けました。
菖蒲は五分咲き紫陽花は二分咲き、、、イマイチです。
「雨引きの観音様に行ったことありますか?」
いいえ、まだ一度もありません。
行動半径が狭い私、近場でもまだ、、、
「確か、、、紫陽花があったはず」
早速車を飛ばします。
雨上がりの道はしっとりしていて時々あのむっとする草の匂いが、、、
早くも初夏ですね。
観音堂は色鮮やかな朱塗り
正面には5本の太い手綱とそれに連なる大きな5個の銅鑼。
これを揺らすと有り難い観音様に繋がると云う、、、
試してみると可なりの重さがあり、私の力では皆さん見たいな大きな音が出ない。
お参りを済ませ境内を散策。(そしてあの孔雀がいました)
山は木々に覆われているのに真ん中がスコーンと抜けていて頭の真上に空が、、、
空ってこんなに近かったカナ?と思います。
緑と青の中で深呼吸。
胸一杯に息を吸い込むと体の中からエネルギーが湧いてくるような気がします。
珍しい”たらよう”の木が有りました。(はがきの元になったと言われる木です)
昔はこれにお教を書いたと説明がありました。
雨引山宝楽寺
寺伝によれば、587年(用明天皇2年)、中国(梁)出身の法輪独守居士によって創建されたという。
山号寺名は旱魃時の雨乞いに霊験があったとして嵯峨天皇から勅命により賜ったとされる。建長6年(1154年)宗尊親王により再興され、さらに建武年間(1334 – 1338年)足利尊氏により再興されたという
雨の季節に雨乞いの山に登る?
折角の晴れ間が土砂降りにならぬよう、、、早めに帰宅。
綺麗な空気をいっぱい吸ってきたから?
それとも観音様のお力のせい?
とても清々しい一日でした。
(紫陽花は五分咲きくらいでした、、、、)
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