書

今年最後の作品は、、、新年試筆　仮名にしようか？漢字にしようか迷いましたが、結局仮名に。　芭蕉の俳句「まず祝え梅を心に冬ごもり」　半切に、、、　　書けば書くほど迷いが生じ、どんどん欲深に。　シンプルに？　そぎ落とす？　どころか、どんどん装飾...

年も押し詰まって来ているというのに、皆さん最後の踏ん張り！？　締め切りに向かって頑張っています。　「あの”苟も”の文字は一画足りなくてもいいのですか？」の質問。　「ええ　あれはあれでいいんです。　文字も時代によっていろいろ変化します。　　　...

来年の展示を目指して作品を作っています。　「百花繚乱」のタイトルで、、、　各自好きなお花の名前を。　　　　左から　都忘れ　蘇芳　南天　藤袴、、、、と日本的な花がお好きなようです。細かくちぎり、それを使う人　ちょっと独特の色合いを好む人　本当...

もうそろそろ仕上げにかからなくてはいけないのですが、、、　　今イチ決まらない。　行のブレも有り。何より全体に勢いが失せている。　（あんなに頑張ってきたのに～～～）　「何かありましたか？」　「実は、、、、」　仕事で問題発生！？　「わかってはい...

鄭板橋を二八に二行書き。　鄭板橋の線質は渋く、華やかではありません。でもそこに何とも言えぬ“味”があり、書いていてとても楽しく引き込まれるものがあります。　彼は「漢魏を学び、古碑、断碣にいたるまでその書法を求めた」と、いいます。楷、行、草の...

チョット？とっても？いいことがありました。　私に？ではなく、ご尊敬申し上げる先生に。早速グリーティングカードを用意して、、、　直接お手渡し、、、　お宅にお伺いすると家の中は勿論、お庭にまでお花がイッパイ！　豪華な胡蝶蘭の鉢が沢山、、、　ご機...

あまり得意でない楷書、しかも古い時代のもの。やむを得ず臨書しています。魏晋時代のものに立向かうことの難しさは、、、、先ずは心構えから。雑念を払って真摯に。    同じ楽毅論でも表情がこんなに違うのです。どれを選ぶかによって当然仕上がりも違っ...

これから年末にかけて各種展覧会、昇段テストと忙しい日々が続きます。　今日は二八に二行書の練習。　　自宅で書いてきたものを再度研究しレベルアップを図ります。　大きな作品は先ずは全体を見る”目”を持つこと。　大まかに雰囲気をつかみ、徐々に細部を...

本当は出席の返事をお出ししてあった行事、失礼してしまいました。　（いわゆるドタキャン！申し訳ないと思いつつも出かける気力がない）　急に空いてしまった一日。何をしようか、、、、　何？って？　他には何もない！　つまりは机に向かって筆を持つ、、、...

漢字を書いたり仮名を書いたり、、、毎日筆を持っています。　　２×８の紙にうまく収まるように、見映えのするように、、、　書くことは苦ではないのですがその時の調子でうまくいったりそうでなかったり、、、　筆と紙とがうまく合致すると思わぬものが出来...

暑い暑い！と、言っていたのに、、、　虫の音が集き風も少し冷たく感じます。　月が美しく輝くころとなりました、、、　今月のお迎えつけは　月にウサギ　定番ですが、やっぱり可愛い組み合わせです。　昔、手に入れた「源氏物語絵巻」　”すずむし”の巻　久...

ある月刊誌に 毎月かなと調和体のお手本を書かせていただいています。毎月季節にあったものを選び、ある程度の字数に収める！、、、、、と、言うのは結構に大変な事です。仮名は和歌なので、ある程度は収まりますが、調和体はその月に依り字数も違い、リズム...

司馬光詩「初夏」　漢字はなにを書こうかといろいろ試みましたが、、、、　向日葵の文字に惹かれてこれにしました。季節はちょっと遅れますが”向日葵が初夏の日を浴びてゆったりと立っている姿は私の好み？　そう、あくせくしている割には　”ゆったり、、”...

展覧会が終わって、、、、気が抜けてしまったのか、体中から力が抜けてしまいました。　加えて留守中の雑事が溜まってこれまた大変。　頭も体も思うように動かず、さて、、、どうしたものか？　仕方ないですね、自分の事ですから、、頑張るぞ～～～！？　ジャ...

作品はキャリアのある方から、　　比較的日の浅い方まで　それぞれがそれの力を十分に発揮されたものです。　体調を整え　雑事を処理し　体力を保持し　気分を高揚させて　取り組んだ今年の最高傑作！？　気力を振り絞って完成させることができた喜び、そして...

先日の仮名作品はどうやらうまく収まって今日のこの日に間に合いました。　お盆中とあって沢山の方々」のご来場は望めない？と、思っていましたのに。　ぽつぽつとご来場の方々、、、　中に宮城県からわざわざお越し下さったご家族がいらっしゃって　感激です...