書

楷書を魅力あるものにするには、形が美しく整い、線に磨きがかかって澄んでいる事ですが、一般的には形のみを重視。線の表情、厳しさなどにはあまり注目しないようです。練習量が足りないと、線、そのものが生きてこないのです。この作品はどうでしょう？全体...

「　しつやかにつきはてりたりあめつちのこころとこしへうごかぬがごと」　和歌１首を散らし書きで。　5行のバランスを考える　特に最後の行2文字で全体を締めること。　徒然草　第1段抄「、、、、、ほどにつけつつしたりかおなるもみつからはいみじとおも...

思い切ってもう一つブログを作りました。　　　　よろしければご覧ください。

事情で直接来られない方に上記のような方法を考えました。　条幅を添削　「書譜」を自分で作品にする。　法帖から直接半切2行に纏めるにはかなりの力を要します。　取り敢えず2枚送ってもらいました。　先ず孫過庭の特徴である少し筆を傾けた書き方、そこか...

世の中には驚くような発想の持ち主が！　江戸の高橋＊＊氏(忘れました）の作品　6曲一双　一曲ごとに篆書,隷書2文字と交互に漢詩を。　その作品構想の大胆にして豊か、卓越した技術、、、なんでもこなせなくてはこの作品は有り得ません。世の中には素晴ら...

「江戸の年中行事新年を祝う」　そこにはのどかで平和な庶民の新年を迎える様子が、、、　情熱のホトバシルような激しい物を見てきた私には、とても優しく暖かなその部屋が心地よくしばしの～～～んびりゆったりの呈でした。　そしていよいよご対面！　「白氏...

キーンと耳が痛くなりそうな空気の中、足早に急ぐ人々の後を　目指すは東京国立博物館。　「北京故宮博物院２００選」展　　やはり圧巻は黄庭堅の「草書諸上座帖巻」　行を斜めに切り取る何本もの線それぞれが捩れ捻じれ鋭く柔らかく温かく重く、、、大きく小...

拓本もいろいろあって朱でとったおめでたいものがありました。　　「百福」　　百個の「福」と言う字を集めたものです。　ついでに「百壽」も。　昔中国に行ったとき、百寿の文字が書いてある三つ組の入れ子のお盆を求めました。　当時もう書く人がいなくなり...

例年の寄せ書き　１、　四字熟語の吉語からグループ毎に一つを選び仕上げる　２、そして今年初めての試み。　　　「春が来た」を寸松庵色紙大6枚に。　　　　それを1枚の大きな紙にレイアウトする。　　書くことだけでなく、全体構成力も求められます。　３...

いろいろあって今年も2月に入ってからの新年会になってしまいました。　今年のテーマは「春が来た」　　童謡のあのうた”はるがきた　はるがきた　どこにきた～～～～”　　昨年の辛い時を超えて迎えることが出来た　今年の特別の、、、”春”に思いを込めて...

良く”人に恵まれている”と、言われます。　確かに回りを取り囲んで下さる方々は素晴らしい方々です。　皆さんとっても”おだて上手”　”ほめ上手”　です。　、、、、だから、ついその気になって！？　いろいろやってしまいます。　もしかしたら？もっとも...

今年の書初めは　龍に関係のある言葉を、、、　書けども書けどもうまく収まらず、ついに課題を変えて書いたり、、　それもまた、、、結局最初の言葉に落ち着きました。　「麟鳳亀龍」　　きりん、ほうおう、かめ、りゅうを四瑞と言い、四つの目出度い想像上の...

例年なら待ちに待ったこの季節なのですが、、、、　今年は電飾はオヤスミにしました。でも何もないのも”ヘン”、、、と、言う訳で　お玄関だけでも？　　家の中を季節に合わせて飾る、、、楽しみであったことが少々億劫になって来ています。　　あの震災以来...

”クールジャパン”と、言うテレビ番組が好きです。　先日はアニメーションの背景画について話していました。　　日本のアニメの背景は単に背景として描くれているのではなく、キャラクターの心理や空気感までをも表現している、、、、　ベストオブクオリティ...

わすらるるみをばおもはずちかひてしひとのいのちのをしくもあるかな、、、右近　　半切に、、、いろいろ書いてみました。　筆を替え、紙をかえ、墨も。　　加工紙に書くと仕上がりはきれいですが、味わいはなく、漢字用の普通の雅仙では線の深みは出るが美し...

例年の菊まつり、今年は場所を変えて、、、、　地方に依って好みも変わるのでしょうか？こちらでは懸崖の形も少し違って華やかにしかも風情もあり、、、　社会見学の小学生が走っていくのに釣られ急ぎ足で、、、　　なんと、、、そこには見たこともない大掛か...