ごめんなさい 貫之様  1

紀貫之が好きです。
紀貫之の歌が好きなのです。

古今和歌集でも 新古今和歌集でも 読んで行くと気になる歌は貫之様です。

典雅で美しくしかもリズムがある  気がつくと貫之の歌を選んでいます。

だから 土佐日記を選びました。文章もきっと良いものだろうと。

それが

それが?

違ったのです。

私の理想的な文章?ではなかったのです。

それまで取り上げて来た 枕草子 徒然草 などに比して中身が、、、
中身の深さが、、、

良く考えたら これは紀行文 前者の随筆とは根本的に違います。

選んだ私が間違えました。

実は 毎月の調和体に 文章を選んでいます。

書物にしたら 2行半くらいの文章を
半紙に4行 そこに山 谷を作り できたらドラマを作りたいのです。、

文はできるだけ深く 読み込んで行くと二層三層になっていると書き手の私は楽しくスラスラと進むのですが

残念ながら紀行文ではあまりソレがないのです

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