米芾  草書四帖のうち中秋帖   1

米芾の評価はいろいろありますが

落筆は細きに過ぎ 放逸で奇怪
梁巘(リヨウケン)[論書帖]

蘇  黄  米 の三家は学んではならない。学べはその欠点がなおらなくなる。
銭泳[履園叢]

斜めに傾けたり引き伸ばしたりする癖に捉われて宋の書法もついに滅んだ
康有為[広倪寛賛舟双輯]

資質は褚遂良 李邕に劣らなかつたが天性だけに頼った
米芾は奔放で純 気勢は非常に力強いがこれは彼の長所ではなく思いのままに任せている。書法雅言[明代]

いつの時代でも変化は求められますか
 いざそれが変化した時人人はそれを簡単には受け入れられ難くある程度の抵抗に遭います。そしてそれが受け入れられるまでは少しの時間が必要となります少なくとも明代にはまだ米芾は余りまだ認めてもらえ無かった?ようです、
勿論当時から素晴らしいと思っていた人は沢山いたと思いますが。
それは米芾の書き方がまでの書き方とは考えめしなかったようはものだったからです。
今まで有ったものの殻を打ち破るパワーはもの凄いもの勢いですが当然抵抗はあります。
でも米芾にはそれらを打破できるだけの十分は知力気力体力?を備えていたからこそ可能なのです。

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