黄庭堅   黄州寒食詩巻跋

以前書はスポーツ!と言っていました。それは身体を使うから 全身運動なのです。
この頃フト考えたら?書は武道の仲間?それは身体だけでなく精神のあり方も大いに作用しているように感じるからです、
宋代の書を
人書一如  と表現している方がいらっしゃいました
人間の情感の赴くままに書かれた書は
         
その人の人間像を想起しながら書かなくては!
形骸だけを追うのではなく。

宋と言う時代の特徴を
遠く六朝時代からの世襲による門閥貴族の崩壊と
それにかわる振興庶民の気風が
様々な分野で花咲いて行った時代。
書も自由にそれぞれを表現して行ったのだろうと思います。
蘇東坡  黄庭堅   米芾
それぞれ個性的な書が発生しそれぞれの人柄を表現 自由で伸び伸びと明るく力強い書が発生したのだろうとと思います。
形は勿論大事ですが ではどうしてそのような形になったのか どうしてその流れになったのか
どんな気持ちで何を考えながら書いていたのか  などなど考えながらかいて行くのも面白いと思います。

又そのような目でそのような思いで
書いてみるとちょっと違ったものが見えて来るかもしれません。

ちょっと考え方を変えてみて下さい。
多分いろいろな事がみえてくる?
かもしれません^_^

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