書作展は別名小品展ともいいました。
全国展のように大作!然も臨書。
主に書の技法を学びそれを作品していく、、、のとは異なり
ちょっと肩の力を抜き身近な作品を仕上げていきます。
先ずは撰文
比較的誰でも知っている言葉然も建設的なもの。
小品は小品なりに隅から隅まで油断することなく「間」が空かぬよう「穴」が出来ぬよう気を付けなければなりません。
横書きという事は当然紙の縦横の比率も横に広くいつもとはかなり視覚的に違いが有ります。
(楽しいジャン!私は天邪鬼?ちょっと紙の形が違っただけで、、、もう 嬉しい~~)
蟹サンみたいに横に動いているといつもとは違ったところが見えてきます。
書くべき文字の左右の余白!その形!
全てがいつもとはチョット違います。
私のサーチライトはめまぐるしく上下左右に動き
「アっあそこにアキが!」
「エッそこも空いてる?」
じゃあそこへは何を埋め込めばいい?」
などといつもの縦書きの数倍は頭の中で計算しなければなりません。
計算がいつも正しくいっていれば良いのですが時々計算違いが出来、見直すとポッカリ穴!(こんな筈じゃなかったのに)
恐らく書いている皆さんも同じように試行錯誤されていたことと思います。
キャリア2年弱
初めての小品です。(半切3分の1)
「変通」
その場その時に応じて、自由自在に変化・適応してゆくこと。
線の肥痩が出せるようになって書の幅が広がりました。
ちょっと難しい課題だったかもしれません。
でもそれがご本人の意欲を掻き立てて頑張れたのかもしれません。
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