書いてみました、、、2

千字文の続きです。
世に名高い千字文はご存知のように梁の武帝が周與嗣に命じて王ギ之の書の中から重複しない1000文字を搨しとらせ韻を含んだ文章を造らせたものです。
もともとは子供の識字用につくられたものですが王羲之のジでつくったので書の手本となったという事です。
さて、、、
今回は行書?で書きました。
あまり力を入れずちょっとトボケタ感じ(無欲?)に。

樂は貴賤を殊にし,礼は尊卑を別つ。
上和らげば下睦まじく
夫唱えれば婦随う。
外にては傅訓を受け

かつて中国の帝王が音楽を作り礼を定めたのは、徳性を涵養し、貴賤尊卑の秩序をただすことに合った。
上にあるものが温和に接すれば下の者も睦まじくなり、夫たるものは妻を導き妻は夫に従って夫婦はよく和合する。男子は、、、、

書いていてしみじみ時の経過を感じました。
「夫唱婦随」と言う言葉はここからでたものですが、もはや死語!?

夫に従う妻など果たして?(私を含めて),,,
でも形だけでも
夫唱婦随は見ている方には美しい姿といえましょう。

自己主張も大切ですが
譲り合ったほうが物事はスムーズに運ぶのかも?
(どれだけ我慢できるかが問題ですが、、、、)

扨て?

文字も同じ
篇をどれだけにするか?
旁をどこに持って行くか?
二つをどう組み合わせるかで作品が変わっていきます。
譲り合ってお互いを引き立てる!

何時の時も難しい問題です。

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