「ことわざ」を書きました。
数ある中から選んだのは、、、本当にそれぞれで
ある人は幼い日の景色と懐かしい思い出から、、、
「春宵一刻値千金」
穏やかな春の日の夕暮れのひと時、花びらがハラハラと散る。
その下の一人の少女に戻って、、、父や母、兄弟たちに囲まれた懐かしい景色。 目に浮かぶようです。
「墨と雪」
雪が降り積もった次の日の明け方、まだ辺りは暗く その中で輝く真っ白な雪。
墨絵のような景色が見える!と、どなたかが言っていらっしゃいました。
「旅は道連れ世は情け」
何故か落語の「三十石」を思い出しました。
「船を出すぞ~~、船を出すぞ~~」、「どなたさんもありがとうさんでございます。お忘れ物がございませんように。どなたさんもお静かにお下りやす。そのワラジに履き替えていただかいでも結構どす。そのまま下駄を履いて行ていただきましたら、焼き印が押しておすので、手前で回収しますので結構でおす」。「船を出すぞ~~、船を出すぞ~~。荷物も良く乗せたな。出すぞ~、出すぞ~」、「お女中さん一人だから乗せてやって下さい」、「乗れないよ、これ以上」。「お女中さんだったら良いよ」、「まず荷物だけ来たよ。荷物を頭の上に乗せておけよ。お女中はまだ来ないぞ」、「行ったよ」、お女中とはお婆さんだった。若い女性だと思っていたのが、当てが外れ、、、、、
のんびり船旅を楽しむ人々、古き良き時代の温かい人情あふれる様子がこの作品からイメージさせられます。
「本当に旅は道ずれ世は情け」
書き手と読み手(作品を見る人)の間にストーリがーでき、共に楽しむ、、、
そんな会場でした。
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