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我が会の特徴の一つ。
一人でたくさん書くこと。
2×6を

ある人は 米芾を4幅 
ある人は可子貞を3幅

また和歌を何首も、、、

半切1,5を2幅。4幅など

たくさん書くと言う事は
その間の体力、気力、集中力など蓄積されてきた経験がそこに凝縮され、
書に関する手腕知識その他もろもろのことが
一枚の紙の上に鮮やかに表現されること。

気温 室温 湿度、そして肝心の体調。
加えて何かのご加護?
(つまり最後は神頼み?)

仕上がった時の喜びはほんの一瞬ですが、その為に命を削って書いています。
限りない充実した時間が命を輝かせてくれる、、、そんな気がします。

書の勉強の仕方はいろいろですが、、、、
俗に『三多」と言われます。
沢山見て
沢山読んで
沢山書く

この頃はこの三の内、最後の”三”!(書く事)は何方もやっていられることと思いますが、
最初の”三”がとても大切と思っています。

”見る事”は理解することです。

古典の臨書をすると言う事は、先人の型を理解することと思います。

それは単に形をまねるのではなく

どうしてソコに点が行くのか?
何故そこの払いはその角度でその長さが必要なの?などなど

書理解に於いて限りないヒントが隠されている、、、と言う事に気付くことです。

その他たくさんのヒントに気付いて、理解し、それを表現して行くことだと思います。

人によって好みはそれぞれですが、自分の好きなを見つけるのも
臨書をしていく上での一つのヒントになるかもしれません。

例えば、、、可子貞の書など嵌ってしまう”アブナイ”書のひとつカモしれません。

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