左ぎっちょ?

 

 例によって課題を選ぶのに苦労しています。  

調和体は課題も数えきれないくらい広範囲で、枕草子、徒然草、伊勢物語、宇津保物語、十六夜日記、土佐日記などなど、、、、

適当に選び、書いてみる。IMG_1620---0.jpg

 

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字面の面白さを考え、白黒?粗密?を考慮?字数も勿論重要ポイント。

自分の好きにすると、残念ながら評判はあまりよろしくない。

大方のご意見は難しすぎる、凝り過ぎ!?

 

取りあえず手近な「枕草子」を。

でも600ページ余りを読み、良いところをチョイス!

時間がないのも当然です。

ななめ読みは当然、目についたところを拾い読みして字数を数え、マアいいか~~と。

困るのは、、、読みだしたら面白くなってしまうこと。

面白くて字を書く暇がなくなる事。

 

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 “ん!?”

 左ぎっちょ!?

 ”何?”

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 打毬、、、とは?

 

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「打球楽(たぎゅうらく)」という雅楽曲があります。
平安時代に、長い桴(ばち)(ゲルフで使うドライバーと似た形のもの)で
球を打つ貴族の遊びがでしたが、(馬に乗らないポロみたいなもの?)
それが様式化されて「打球楽」という舞になったそうです。
その桴のことをギッチョウ(毬杖、球杖)と呼びます。
右手で持って舞う決まりになっているギッチョウを、
ある日、舞人のひとりが左手に持って舞ってしまいます。
「おまえ、それは左手にギッチョウじゃないか」とみんなに指摘され、
以来左利きを「左ぎっちょう」→「左ぎっちょ」と呼ぶようになったといわれています。

毬杖(ぎっちょう)は、木製の槌(つち)をつけた木製の杖を振るい、木製の毬を相手陣に打ち込む遊び、またはその杖。振々毬杖(ぶりぶりぎっちょう)、玉ぶりぶりとも。杖には色糸をまとう。

平安時代に童子の遊びとして始まり、後に庶民の間に広まった。その後は形骸化し、江戸時代頃まで正月儀式として残った。現在では、地域における文化体験の一環として時たま楽しまれる。左利きの人が毬杖を左手に持ったことから、ひだりぎっちょうの語源とする説もある。『本朝俚諺』には、「俗間に、左の手の利きたる人をぎっちょといへるは、左義長といふ意、左専(もっぱ)らききたるに準(なら)ふ」とある。

これは、ウィキペディアにある説明でした。
まず古語辞典に当たってみた。何種類かの古語辞典をめくっても、「ひだりぎっちょ」「ぎっちょ」の項目は見当たらない。面白いのは岩波古語辞典(大野晋・他,1974年)における「左」の語源である。……ヒダリは、太陽の輝く南を前面として、南面して東の方にあたるので、ヒ(日)ダ(出)リ(方角)の意か。……とある。まあ、「か?」としているし、用法の例が示されていないので、編者の思い付きの可能性が高い。

■国語事典としては、最も大規模と思われる「日本国語大辞典・第16巻:小学館,昭和50年」には、以下の3項目が見出されるが、対応する漢字表現は示されていない。

     ひだり-ぎちょう

     ひだり-ぎっちょ

     ひだり-ぎっちょう

「ひだり-ぎっちょ」の語源としては、大言海に「ヒダリキヨウ(左器用)の転」とある。左几帳の義とする説もある。また「ひだり-ぎっちょう」に対して古語文献として多く引用される日葡(ポ)辞書はFidariguicho(ヒダリギッチョウ)と説明している。

そこで今度は「ぎっちょう」を引くと「毬杖」と「俗間に、左の手利きたる人をぎっちょうといえるは、左義長という意」とある

調べてみると次々に繋がって本当に面白い。

フト茶道で飾る”ブリブリ香合”が気になりました。
確かお茶の先生はお正月に子供が遊ぶもの、おもちゃよ、、、と。

でもちょっと気になり調べてみるとやはりつながっていました。

 

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 こんなことをしていては何時まで経っても課題が決まらない!?

 わかってはいるのですが、、、あっちを見たりこっちを調べたりしています。

 書くより楽しい~~です。

 

    私、実は左毬杖です。

 

 


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