ひまわり

作品の資料を繰っていたらまど・みちお先生の詩がありました。

 ”ひまわり”

 ”ひまわりはじぶんにじぶんできんメダル”

 あのカンカンで照りの中で真っ直ぐに立っている向日葵さんなら良いかもしれません。

 、、、でもホントにその状態なのかちょっと検分に行きたいと思いました。

 車を走らせること約1時間。道を尋ねると

 「もう大方は終わっているよ、、、」

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 背の高い方はほとんど終わり、でも小さめの方はまだ十分見ごろでした。

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 ひまわりは全て一方向を向いていると思っていましたが、実際は?

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 同じ方向ばかりではなくアッチこっちと、いろいろな方を、、

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 (花言葉は「あなただけをみつめる」、、、近頃のひまわりはちょっと気が多いのかも?)

近頃の気候の変化がこんなところにも表れているのでしょうか?

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 種になっていた花に誰かがイタズラ、、、
 ちょっとユーモラス。

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 記念に写真を撮ってもらったら?

 「どうしても花にピントがあってしまうのよ、、、」

 ちょっとショック!

 私の顔はカメラが認識しない?

 *同じまどみちお先生の詩にこんなのがありました。

「もう すんだとすれば」 まどみちお

 もうすんだとすれば これからなのだ
  あんらくなことが 苦しいのだ
   暗いからこそ 明るいのだ
    なんにも無いから すべてが有るのだ
     見ているのは 見ていないのだ
      分かっているのは 分かっていないのだ
       押されているので 押しているのだ
        落ちていきながら、昇っていくのだ
         遅れすぎて 進んでいるのだ

          一緒にいるときは ひとりぼっちなのだ
           やかましいから 静かなのだ
            黙っている方が しゃべっているのだ
             笑っているだけ 泣いているのだ
              ほめていたら けなしているのだ
               うそつきは まあ正直者だ
                おくびょう者ほど 勇ましいのだ
                 利口にかぎって バカなのだ
                  生まれてくることは 死んでいくことだ
                   なんでもないことが 大変なことなのだ

  私の力では作品にするには、ちょっと無理!かも、、、

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