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いつもは干支から始めますが、今年は?

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 吉語「八荒淑気調う」にちなみ、八方を示す東西南北、東南、南西、西北、北東を書き、

 そしてその八方を淑気(新年のめでたく和やかな雰囲気)包み込むように、、、、

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 次に新春の俳句を各自で書く。

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さて、、、今年は午年。
 とっても良い年の様です。

 「馬壮なれば吉なり」易経は難題な運命を打開するには天馬の壮なる力によれと説いています。
 古来から馬は乾馬として宇宙自然の象徴であり希望の光でした。
 そして暗黒の世に光明をかかげる聖者は奇しくも馬を由縁として世にあらわれています。
 キリストは厩に生れて救世主になり、厩戸の皇子、聖徳太子は法燈を高く掲げて我が国古代の光明となられました。
 これら聖者生誕の伝承に有る如く、古代から馬は神仏の心を持って人間の生活と共にありました。
 さればこそ推古天皇は「曽我の子らは馬ならば日向の駒」と優れたる男の子を讃え、荘馬(かざりうま)をもって異国の賓客を迎えました。
 馬の事を「あお」と称ぶならわしがありますが、あお(青)は大空の無限の蒼さ、太陽の光かがやく自然のイノチそのものです。
 また人間の知恵はその自然を巧みにとらえ、午の刻は真昼の正午にさだめ、また午の季節は光り満つ五月として十二支の中としました。
天馬蒼天を行く、、、そのものです。
 聖徳太子は「和をもって貴しとなす」と、千古の言葉をのこされましたが世俗の言葉にも「馬が合う」とは意気投合した仲間同朋の「和」を表します。

 そんな目出度い午年の今年、例年にも増して良き年でありますように、、、
 卒意の書の面白さ、皆さんと一緒に楽しみました。

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