そろそろ家が気になって、結局自宅にUターン。
家に着くと早速御近所さんが誘ってくださいました。
「今日はミステリーツアーにしましょう」
何処やら楽しいところに案内をしてくださると。
車を走らせること約1時間。
目の前に大きな湖面が広がる自然豊かなところでした。
「ごめん下さい。**さ~~~ん!いるウ?
入るけどォ~」
応答もないのに、ズカズカトハウスに入る。
どなたかの農園に案内してくれました。
「トマト畑なんて入ったことないでしょ!
(ハイ、私そういうのちょっと苦手?です)
しばらくして
「は~~~い、、、」この屋の主,登場。
アレッ、、、御近所で顔見知りの方でした。
「えッ!こちらが**さんのお宅ですか?」
「ええ、、、こちらの方に引っ込みました」
聞けば超一流企業にお勤め、定年を待たずしてこの自然豊かなこの地に転居されたとか。
ハウスの中に入ると、あの懐かしいちょっとムッっと来る青臭いトマトの匂いでした。
どの木も鈴なりのトマト、ずっしりと重そうです。
「わ~~凄い!」(何処に行ってもこのこの言葉、貧弱な語彙)
でも本当にスゴイ!緑と赤!
「適当に採るわよ、、、」
(まるで我が家の如く)
物珍しげに見学のワタシ
「あーいいですよ、、、」と、控えめな御主人。
あっと云う間の収穫物
元学者らしくいろいろ実験をされているとか
「楽しいですよ~~」と笑顔の御主人。
と。
御自宅は?
これまた見事!とても手の込んだ日本家屋。
隅々まで細かい細工が一杯でした。
煤竹ののぞき窓(ウチにも欲しい~~)
網代の船底天井
柱に埋め込みされた色違いの堅木(デザインと補強の両方の意味がありそうです。初めてみました)
「このお家建築された方も楽しかったでしょうね、、、」
「ええ、”好きにやらせてもらいました”、、て、言ってました」
トマトとり放題ツアーの後は近くの地蕎麦を堪能。
素晴らしいミステリーツアーでした。
とても上手な人生の時間の使い方を見たような気がしましたた。
企業戦士の後は晴耕雨読。
それは理想の姿です。
でもそのためには地道な研究と十分な準備期間が必要。
そして最大の課題は、、、
決断の時!
つまり覚悟!(引き際?)
見事なトマト!
そして見事な人生!
素晴らしいものを見せて頂きました。
Hさん、ありがとうございました。
コメント