秋の虫を、、、一つはいろがみで千切ってもう一つは筆で書く。
コオロギ、、、左のほうが良くできています。
”蟀”ツクリの動きをもっと大きくすると全体が引き締まります。
カネタタキ、、、右の”叩”が面白い。但し筆で書いた”鉦”と旨く組んでいない。
鉦を左に寄せて叩と組ませてください。
カマキリ、、、、”蟷”は旨くいきました。
”螂”は崩しすぎで読めません。
少しいい加減?しっかりもとの字をマスターしてから崩してください。
虫と郎、それぞれの形を考えて一つの文字になるように。
3つのパートの高さを意識すればうまく纏められると思います。
折角蟷の角度をつけたのに、螂が直立ではカマキリは釜を振り下ろしたら倒れてしまうかも?
コオロギも、カネタタキも、カマキリも、、、、本来虫と呼ばれるものは小さい!ものです。あまり堂々と立派でないほうが良いように思いますが如何でしょう?
*色の使い方はとても上手になったと思います。
もう、一つ、、、秋の草花を2種
ススキとホオズキ
ススキもホオズキも大きすぎ。
秋の野に揺ら揺ら揺れるススキの風情を思い出してください。
このススキ、どこか大木をイメージしそうです。
折角ボカシノ台紙に素敵な色をチョイスしたのに風に揺れる優しい危うげな姿がありません。
取り掛かる前にできるだけ構図を練り上げる!これを心がけてください。
ほおずきも大き過ぎ、、、余白がありません。
全体にもう少し小さく細くして余白を十分作ってください。
ススキとワレモコウ
台紙の色とススキの色がとても良く合っています。
文字の大きさもこれくらいで十分。
でも、それに対してワレモコウは大き過ぎませんか?
小さくてコロンとしたあのワレモコウをこんなに肉太で堂々とした文字では風情も何もありません。
なでしことをばな
愛らしい色使いは素敵ですが、大き過ぎます。
ピンクの色を生かすように優しい雰囲気で作ってください。
木篇に対して旁が大き過ぎ!バランスがとれるよう調整してください。
どの作品も秋の草花の楚々としてたおやかな様子をイメージして作ると、もっともっと素敵になると思います。
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