お誘いを受けて、現代の**県の100人の美術家展を拝見して来ました。
お目当ての絵画は正面にど~~~んと大きく飾られていました。
抽象画は何をどう見てよいのやら、、、難しく、極めて個人的な見方をして来ました。
全体に大きく金、群青、紫、ミントグリーンに分かれそれぞれに厚みがあり、深く何層にも色が重ねてありました。
最初は女性の胸のようであり、骸骨のようでもあり、地球のようでもあり、夜明け前の金色に輝く朝日のようでもあり、それはそれは幾重にも思いが重なっているように見えました。
拝見していくうちにコレはなにか内なるものの誕生?人類などではなく、宇宙そのものの誕生のような気もします。
ちょっと暗く塗りつぶしてある部分は、心の逡巡?畏れ?生みの苦しみ?思いの乱れ?のようでもあります。
見ているうちに此方の心が絵の上を歩き始め、乱れや迷い、根拠のない不安が生じ、その一方で光明射す彼方への期待がそこにあるようなとても不思議な気持ちになりました。
具象は、そこにある足がかり?を見出せますが、抽象の持つ空間は捕らえどころなくどこまでも広がる不思議な力を持っています。
絵は見るものの反映とも言われますが、、、
いろいろに揺れ動く私の心、迷いだらけの今をうつしているのかもしれません。
*タイトルは「余韻」とつけられていたのですが、、、(ちっとも解っていませんねェ~
~)
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