「大人は虎変し、、、、、、、

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 お出で頂くお客様に感謝感謝の毎日ですが、今日はちょっと一息、、、東京国立博物館に足を延ばしました。

 「美術館に初詣」のタイトル通り、今年も、、、、

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 大きな松と梅の古木も新春らしく凛として清清しく

 企画展は、その名も、、、「虎之巻」

 あの忍者の?どろどろどろ~~~んの?

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 昔、教科書の手引きを”虎の巻”などと言った事など、懐かしく思い出しながら、、、美術館に足を踏み入れると?

 ヒャァ~~~~

 そんな生易しいものではありませんでした、、、大迫力の墨絵「虎に波図屏風」

 様様な墨の色は今にも飛び出しそうな虎を、そして荒々しく重なる浪を描き、

 ド迫力の屏風に肝を冷やしながら、恐る恐る部屋に入ると、、、?

 虎はイロイロの表情で見るものを迎えてくれました。

 愛らしいものあり、猛々しいものあり、恐れられながらも愛されていた?姿を見せてくれました。

 「、、、、君子は豹変し、小人は面を革(あらた)む」と続きます。

 ”人格者は過ちを改め、善に移ることがはっきりしている。転じて態度や思想が急変する

事のたとえにも、、、君子は自分の考えや行動に過ちがあったなら、素直に反省して改める事

に躊躇しない。小人は過ちに気がついても、他人から指摘されても表面だけ反省したように見

せて、本心は少しも悔い改めていないこと”

 出来うるならば少々大きく構え、大人、君子の如く過ちは素直に認めたいものです。

 日々過ちだらけの私としては、耳に痛い言葉をじっくり我が身に言い聞かせる一年になりそ

うです。

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