お稽古中一言もしゃべらない?むしろ声を出さない生徒さんがいます。
何か話しかけても、うつむき加減で「目」で全てを話す4歳の男の子。イエス、ノーは全て目のサインのみ。
そしてもう一人、中学2年生の女の子。
話は全て首の動きで。首が縦に動いたり横に動いたり、、、
そんな彼女が少し声を出して話をするようになりました。仮名の単体をやるようになったら、興味を覚え、説明に「はい、はい」と。
決して暗いわけではないのですが(ブラスバンドに所属し、50人もの下級生の面倒をみているらしい、、)、まだ、必要最小限の言葉しかはなしてくれません。
今日は展覧会作品のお清書!
半切2幅に漢字5文字ずつ対幅です。しかも行書、課題としてはちょっとハイレベルかも?
丁寧に丁寧に一画一画、、、、線が少しづつ動き始め、画と画の組み合わが繋がって来ました。
「今日は素晴らしいじゃない!?」
「やっとイノチが入ったじゃない**ちゃんの字!」(形が出来て、そこに気持ちが籠もると字に命が宿って、生きてくるのです))
「ゴウカ~~クゥ~~~!」
ニコッと笑って首をこっくり!
やっぱり!
彼女にとって、”言葉はいらない”ようです。
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