2000年

集合は6時半、、、着いてみると、もう駐車場は一杯でした。

 既にみなさんは散策中、、、、、 
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 あの大賀ハスの観蓮会、、、、「よみがえる平安絵巻」、、、の、サブタイトルに引かれて出かけました。
 
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 かの有名な古今和歌集の「はちすばの濁りに染まぬ心持てなにかは露を玉とあざむく」

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hatisuba

 蓮の葉は、泥の中から生い立ちながら少しも濁りに染まらない、そんな清らかな心をもっているのに、どうしてその上に置くただの水を玉のように見せて人をあざむくのだろう(新潮日本古典集成)

 泥から気高く咲く花、真っ直ぐに大きく広がり水を弾く凛とした姿が俗世の欲にまみれず清らかに生きることの象徴のようにとらえられ、このイメージが仏教に継承されたとか、、、

 朝日に透きとおる花びら、ころころと水玉を転がす大きな葉、、、、ちょっと舫っていた辺りが次第に晴れて風が渡ってくるとゆらゆらと茎を揺らしていました。

 2000年の生命力!、、、とてもこの世のものとは思えないものなのに、でも、目の前に在るのです。

 生きる、生きている、、、とは不思議なこと。

 時間も空間も飛び越えた、、、「今」

 今日の日の在り難さを、しみじみと感じました。

 荷葉杯、碧筒杯(象鼻杯)のイベントにも参加させて頂きました。

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荷葉杯は、、、、大杯に蓮の花、葉を置きそこへお酒(お茶)を注ぎ、飲み干し、碧筒杯は、、、葉に酒を注ぎ、茎から飲み干す。これはなかな難しそうでした。
 

 夏,真っ盛りのお昼前、、、、そよ吹く風とユラユラ揺れる大きな葉と、ほっこりやさしく何処か気高いピンクの花に、ゆったりゆったり心も深く深呼吸です。

 大きな力が満ち満ちて来るようでした。

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