久しぶりに見えられたお客様、年に数回。
能登輪島から漆器を持って、、、
「その後如何～～皆さんお元気？」
「うん、あっちでもこっちでも土地がよーけ売りにでとるよ」
被災された方が、再建を諦めて父祖伝来の土地を売りに出す、、、さぞかし残念なことと思います。
災害さえなかったら、平和に静かに暮らせていたのに。
「今日注文を受けて明日商品になるものと違うで、、、、」
「結局は大手が残るんちゃう？」
輪島塗の漆器は何年かかけて仕上げていくもの。その時間を持たせられる資金も必要なのです。
どうも日本の特産とか独特の文化と言われるものはある熟成時間が必要な気がします。いわゆる手間ヒマをかける事が、、、
木地を作って、その形が落ち着くまで寝かせる、下地を塗ったらまた、、、、同じように何度も時間をかけて、最後に蒔絵を施してもまた、それが落ち着くまで、、、。
速成栽培は不可能、時間とともにそれぞれが馴染んで美しくなる、そんな気がします。
災害で文化が廃れる、、、悲しい事です。国家レベルで文化を守って欲しい！そんな事を思いました。
知らぬ世界の話はとても面白く楽しく、そして豊富な知識も大いに勉強になり、、、、小半日も話し込んでしまいました。
帰りしな、こんなのがあるんだけど、、、
ヤラレマシタ！、、、衝動買い！
だってとても可愛かったんです。
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