建築家の友人と話をしていました、、、、「梅雨はいいなあ~~梅雨は大好きだよ、、、 」
私も雨は好きですが、しとしと降り続く雨には、ちょっと気が滅入ってしまうこともあります。
でも、彼は外国から帰った時のあの”まとわりつく”湿気、、、、
梅雨時のあのちょっと薄暗い雰囲気が好きと言います。
そんな彼がこんな事を言っていました。
「学校が何か、、、、学校とは?と、最初にちゃんと考えて作ってない学校が多いんだよなァ~~~」
、、、、なんとなく分かるような気がします。
門外漢なので、もしかしたら的外れかもしれませんが、機能性、構造美など、建築家の技術的好みを主とした建物になってしまい、そこに学ぶ生徒の気持ち、心地よさなどが忘れられているのかも?
書でも同じような事が言えるときがあります。
技術や構成のみに走ってしまい、根本的な思想が抜けてしまう事。魂が抜けた書などなんの価値もない?ような気がします。
書を通して書き手の生命があること!が第一だと思います。
学生のことを考えてない学校で、子供達の学習意欲が満たされるかどうかはちょっと疑問?
です。
日本の気候にとって、梅雨はなくてはならぬものですが、積極的に梅雨が好き!とは、あまり聞いたことがなく、ちょっと考えてみました。
この時期の湿気があるからこそ、、、樹も草も作物も潤い、成長させ、ひいては人の心を穏やかにし和ませる、、、そんな作用もあるのかもしれません。(何しろ和を以って貴しと為すと言う国ですから)
そう考えると?梅雨に注がれる目も変ってきます。
梅雨こそが日本の独特の日本文化を創っているのかもしれません。
薄暗がりの中で目を凝らして仔細に物を見るーー微細な変化も見落とさぬように。
静謐に身をおくことの幸せを知り、曖昧さを認め、時の流れを楽しむ事など
いつか知らず知らずのうちに自然との共存を知る、、、、独特の日本文化?
ウ~~んそうかもな~~~
彼曰く 「国歌に”苔のォ~~むゥ~すゥ~まァ~~~で”
なんてカッコイイじゃない!」
梅雨が作った日本?!新説誕生、、、カモね?
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