手書き

面白い記事を目にしました、、、、文豪夏目漱石の「坊ちゃん」を、直筆原稿で読もう、、、と。

 文豪の誤字、癖字、当て字、書き直し、、、それら全部を楽しんで読もうという試み。

 面白い事を考える人がいますね~~~

 活字では味わえない種々の面白みがありそうです。あんなに理詰めの漱石が実は誤字を書いたり、当て字をしたり、何度も書き直しをしていたり、、、、、
 大発見!文豪も実はタダノヒト!?
 ”ソンナハズ ネエ~~~”

 手書きの文字は、文章そのものを味わうだけでなく、行間を探ったり、時には作者の体温まで感じられそうです。

 読み手にはコタエラレナイデスネ~~~

 ワクワクものです。

  是非ともこの手にとって、、、漱石の直筆、とくと拝見したいものです。
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 先日の書展でこんなことがありました。

 上書きされた熨斗袋を売って欲しい、、、と。

 「いろいろ文字が印刷されて売っていますよ、、、」

 「それじゃあ駄目なんです。ちゃんと手で書かれたものじゃないと、、、」

 心を送る熨斗袋の文字は心を籠めて手書きされた文字でないと、、、彼女は譲りませんでした。

 

  文字には言葉を伝える働きと、もう一つ、、、心を伝える役目があるような気がします。

 生活の一番近くにある熨斗袋には節目節目をつかさどる大事な役目があります。

 その上に書かれる文字の重みは大変なものかもしれません。

 心して書かねば、慣れや不用意は許されないですね~~

 
 謙虚に、謙虚に、、、、、失礼しないように。

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