辺りの静けさを破る烈迫の気合「タア~~~~!!!」
滴る緑の中、今日も真っ白な剣道着をつけた**さんが、、、
夏も冬も、ほぼ一年中。目の前の公園にその姿を現します。
実はお年は八十をとうに越えられて、しかも昨年、九死に一生を得られたばかり。
でも、相変わらず公園にそのお姿を見る事ができます。
幾つもの山坂を越えられてきた味わい深いそのお姿は、周りの景色と良く合って絵のようです。
人は、自分で自分の姿を「創る」のでしょうか?
「松竹は歳寒に耐ゆ、、、松や柏は冬の厳しい寒さに遭っても、少しも変わることがない」のです。
知性も教養も全てを超え、丁度一本の樹のように、ただ立っているいるだけで、、、
ただ、そこにあるーーーだけで、魅了する何かを持つのです。
懐素 自叙帖
ひたすら書くだけの能無しの私にはとても美しく、心を休ませる「一幅の絵」のようでした。
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