いつも楽しそうで明るい高校生のMちゃんが、どうも元気がありません。
得意の仮名を書いても字が続かず、プツンプツンと切れてしまいます。技術的な話はしま したが、なかなかうまく行きません。
「部長(部員35名を抱える運動部の)さんもタイヘンそうね」
「ええ、帰ってくるのが8時過ぎで、晩御飯も食べる元気がなくて、、、
母が勤めているので、どうしても出来合いのおかずになってしまって、そのせいで食欲が ないのだろうと思います」
「ちょっと、待って、、、そのせい!?
お母さんにはお母さんの事情もあって、それは解ってあげなくては、、、」
「あなたが料理すれば?
お料理って、ストレス解消にとてもいいのよ。私は勉強に飽きるとお料理をしてたかな、、、尤もそれが主になってたかもしれないけど」
本来とても真面目なmちゃんは学校と部活と両方に挟まれ、息を抜くところがなくなってしまったようです。
「時間が勿体無いと思うかもしれないけど、それはそれで、結構意味のある時間になるのよ。一度やって見て、、、
お料理が駄目なら、その時はお習字?それも駄目ならいっそお化粧べったり、別の人にな って外出とか、、、(私もかなりいい加減なアドバイスをしてますが)」
「それはちょっと、、、」
実は仮名が続かないのは本人の息が切れているから、、、
あれもこれも頑張って詰め込み過ぎで、アップアップの状態。飽和状態を解消することガ大事。
先ずは息を吐いて、、、それから新鮮な空気を入れなくっちゃ!
真面目一方で来たmちゃん、息の抜き方を見つけてください、、、
それにしても、17歳になった彼女がお母さんの手作り料理にこだわるなんて、びっくり!
幾つになっても母の愛は必要のようです。
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