俳句を書きました

「実用書道」も回を重ね、色紙に俳句を書きました。
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 それぞれが好きな俳句を選び、書く。

 同じ句を選んだ人が誰もいない、、、と、同じように表現の仕方もそれぞれで面白く、少しずつ個性が出てきたようです。

 次は短冊色紙・短冊 001.jpg-3,177.jpg

 だんだん紙の形が変わっていき、縦長の料紙にどうまとめるかはちょっと難しそうです。

 それでも時間内には書き上げられると言う、時間の配分、集中力の持たせ方など、実学の価値は充分。

 同じ課題を同じ時間で学ぶ時、基準はどこにありますか、、、と質問がありました。

 実は基準と言われる物はナイ、、、と、思います。

 それぞれ経験してきたこと、学んできた事、、、、は、みな違います。

 書暦も性格も感覚も、そして情熱も。

 何かを学ぶ時、対するものは他者ではなく、自分。

 比較する時も自分、、、

 前回の自分と比べて幾らかでも上達?が見えたら。例え、一本の線でもうまく引けたら?それは進歩、、、だと、思います。

 周りを見る事は必要ですが、そこに自分を重ねるのはあまり良いことではないと思います。

 皆、良い処もあれば、そうでない処も、、、

 一番は元気溌剌!生き生きとして品の良いものであれば、、、きっととても魅力的な作品になると思います。

 一字の中で息が切れていたり、中心がズレていたりしては一字としての価値?はないと思います。

 書は生き物であり、生もの、、、、と、言うのが私の持論なのですが。

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