この時期の大好物、、、口に含むと芳醇な香りと翡翠色の果肉が、、、
紫色の大粒のものも美味しいのですが、
ちょっと大人しやかなソレは喉越しも良く、甘みもやさしく、ゆったりした時間と共に神経が緩んでいくようです。
マスカットオブアレキサンドリア、ロザリオビアンコなど翡翠色の葡萄。
其処は涼しい風が渡り、 つい今しがた４０度越える熱砂の中を越えて来た旅人を別世界に誘い
ます。緑の木陰とたわわに実る翡翠色の葡萄。
夢か幻の如く突然に、、、、！
こんな砂漠の中にどうして豊かな緑があるのでしょう、、、、？
それは遠きヒマラヤの峰峰の雪を解かし、カレーズ（地下水路）を通し畑を潤おす、、、自然の力を活かす先人の知恵。
翡翠色の葡萄、それは、、、それこそ 、、、天と地と人の恵みなのです。
数年前に訪れたウルムチ、トルファン、ウイグル自治区の旅は、不思議で驚きが沢山の旅でした。
そして、、、翡翠色の葡萄を見る度、心は遥か彼方の地へ旅しているのです。
翡翠の硯
翡翠の硯屏
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