書品

toriutai

鳥啼き花舞う

 父の作品です。

 書を褒めたたえる言葉で最上のものは「品格」でしょう、、、多分。

 「上手」、、、は多分学んで得られる範囲のもの。でも、「品〈品格)」は学んでも得られるものではないと思います。

 それは、書は書く本人の全てであるから、、、
 これは恐ろしいことです。
 作品は書いた本人が裸で立っているのと同じです。

 書に対する鍛錬度は勿論のこと、学問的な知識、人間としての品性その他諸々、、、、全てが丸見えです。そしてそれら全部をひっくるめた上での評価としての「品格」、、、、これは難しいことです。

 この父の作品、私は品格がある、、、と思っています。

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