ひな祭りも過ぎ、日ごとに暖かくなって来ています。
宝尽くし蒔絵貝あわせ香合 辻堂香合
この頃我が家では貝合わせ香合を飾ります。
貝い合わせは貝を出しあわせ、それに歌を詠みそえて優劣を競う平安時代のあそび、早春の日、大宮人が楽しんだとか。
その貝あわせが貝覆いといって貝だけをあわせる遊びとなり、後にカルタの影響をうけて、江戸時代に百人一首(歌カルタ)が生まれました。
小川破笠 六歌仙図 大倉集古館蔵
六歌仙(在原業平 僧正遍照 喜撰法師 大伴黒主 文屋康秀 小野小町)
残念ながら我が家には貝合わせはありませんが、百人一首を時々出してながめております。
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