水温む

tukubai

 ツララの下がっていた蹲も今日はポツン、、、ポツン、、、と水音をさせています。
 日差しも柔らかくなって木々もホンの少しずつ背伸びを始めました。

 今日は日中13,4度もありました。そろそろ字を書くのには良い季節になりそうです。

 寒い時期は寒さと暖房による乾燥のため、墨の伸びも悪く、墨持ちもあまりよくありません。
 紙も当然乾燥していて墨色もあまり美しくはありません。

 つまり、一年の中でもコンディションの良い時はそんなにはないのです。
 時期を選び体調を選んで書く、、、と、いうことは、実はなかなか稀有なことなのです。

 文房四宝はみな自然の贈り物、如何に自然と調和していくか、調和させるか大問題なのです。

 暖かく、心も体もゆったりと豊かで落ち着いて取り組む、、、、いい作品が出来る!!ハズなんだけど、、、、、

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