感じる

以前茶道の講習会に参加したとき、

 メモを一切とってはいけない、、、と指導されました。

 若かった私は何故?と、不満でした。

 何年かして、ある方からこんな話しを聞きました。

 
 話しを聞く時、それは耳からのみではなく、(聞く気が有れば)毛穴からでも吸収できる、、、、と。

 何ということ!!!

 思わず鳥肌が立ちました。

 若輩の私は

眼前で行われている大切なことに眼を向けず、それを見ずしてメモを取る事に専念。(知識を得る事のみ)、なんという思慮の足りないことを。

 その場に居る、その空気に浸るという恩恵に浴しているのに、贅沢とも思える雰囲気の中にいるのに、それを味わう余裕もなく。
       

 雰囲気を味わう、、、、と、いうことなどトンと忘れ舞い上がっていたのでしょう。

 とっても勿体無いことをしたと後悔しております。

 それ以来、何かあるごとに雰囲気を味わう<体験できる)ことを第一にしております。
 学問、知識は書物からでも吸収できますが、その場の空気に浸ることは体験しなければ出来ない事。

 感じる、、、ことができればそれで十分!だと、思っています。

食事に行きました。エスプレッソがこんな可愛くなって出てきました。esupurreso

コメント