頭を替える?

「添削と言っても、語尾を直すのではなく、頭を替えて欲しいのです」

 投稿された俳句を前に担当の先生はこう、おっしゃいました。

 通常は「て、に、を、は」など、語尾を直されているような気がします。

 でも、頭を替える、、、、とはどんな事なのでしょう?

 「散文的というか、説明文的な頭を、[俳句の頭]に、、、替えて欲しい」と。

 わかるわかる、、、だって同じですもの、、、?

 そう、書についても同じ事がいえるような気がします。

 考え方を変える、、のは、とても大変です。でも、根本的なことがわかっていなければ、どんなに枝葉末節を調整しても、良い結果は得られない、、、ような気がします。

  そこをもっと長く、、、とか、此処を広げて、、、とか、言っても

 どうしてそこがそうなるのか?

 どういう訳でそうする必要があるのか?

 根本的なことを理解しなくては、良い字、バランスのとれた書にはなかなか難しいと思います。

 「書」的な頭に替えてみる、、、

  根本的には字の仕組み、性質を知ることが必要。

 そうすれば書はもっともっと面白くなるような気がします

 
 ”あそことここの関係がこうなっているからこれはこうするんだ、、、”

 補助線(のようなもの)を一本でも見つけたら?=何かと何かの関係を見つけたら?

 やったァ~~~大発見!!一人で感激?感動?です。

 字を書いていくことはパズルを解いていくことと同じ!、、、だから楽しいッ!のです。

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