雨(rain)の魅力

土砂降りの中、出掛けました。

 rainと書いて「ピ」と、読む、ちょっとヘンなシンガーのコンサート。韓国で一番のアイドル、、、とか。
 
 
5.25 040.jpg-y.jpg 雨というのに東京ドームは満員の人(後ほど四万人と知りました)                                     5.25 041.jpg-x.jpg

 ファンの方には申し訳ないのですが、何処かで見かけた?くらいの知識の私、中に入ると周りを観察。若い方は勿論、中年と呼ばれる方も、白髪のご年配の方も杖をついていられる方も、、、ふ~~~ん、面白い。

 各自カラフルなペンライトや、きらきら光るポンポン、オペラグラス(コンサートの定番かな?)を持参、後ろの席からは、飛行機で駆けつけたとの話も。

 ”踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らなやソンソン、、、”
 折角のコンサート、楽しまなくっちゃ!のみなさんは、年齢を問わず楽しんでいらっしゃいました。私も立ったり、座ったり、、、その場に合わせるのはなかなか難しい。

 たっぷり二時間、まだ少年のような彼はそれはそれは一生懸命歌い踊ってくれました。たどたどしい日本語と、笑顔に魅了される気持ちもわかりました。

 ふと、今の日本でコレくらい一生懸命に取り組んでいるスターはいるかな?などと考えたりもしました。

 パワフルなダンスをしているにもかかわらず、細身の体はあまり汗をかいているようにも見えないのは、今話題のインナーマッスルの鍛えによるものでしょうか?

 そういえば、地唄舞の武原はんさんが昔おっしゃっていました。

 肉体的にはどうしても「無理!」と、言うような姿勢をなんの苦もなさそうに演じること。

 身を削って削って舞うことから生まれる姿の美しさ、俗心を捨て欲を捨てるところの精神性の高さはさしずめ「心身の構えの美学」とでも言えるでしょうか?

 彼のステージを見ていてそんな事を感じました。

 まだまだ成長していくであろうピくんの無心の姿、将来がとても楽しみです。

 有難い事にまだまだ未知の世界は沢山ありそうです。

 今夜のコンサートを皮切りにちょっと冒険してみようかな?などと、思っています。
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 有難う、、、、誘ってくれたトコちゃん、そしてrain(ピ)クン

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