いつもそうなのです。学生時代に充分歩き回った場所のハズなのに、此処に来るとナゼかいつも逆方向に足が向いてしまい、今日もへとへと、、、
坂を上がってちょっと奥まった所に太田記念美術館はありました。
特別展「江戸園芸花尽くし」は浮世絵に描かれた「花」を特集したものです。
浮世絵からみる園芸文化というちょっと変った企画に引かれて会場に入ると?
着物の柄に、、、背景に、、、色とりどりの花や植木。
実はあまり浮世絵に興味はありませんでした。
でも、今回のテーマは大いに魅力的!是非実物を見てみたいと思ったのです。
期待通り?いや、それを遥かに越える作品の数々に目を奪われ、次は?次は?、、、と足早に会場を歩き回りました。
何よりも花を愛し、花を楽しみ、花を極める、、、四季の移ろいを愛で、野に遊び、花を詠む、、、という優雅ともいえる庶民生活のレベルの高さ、美意識の高さをしみじみと感じました。
日本人であることに誇りを感じられる豊かな時間でした。
ちょっと鼻が高くなったかも?
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