会場の割に作品が多過ぎてうまく展示できるかどうかちょっと不安でしたが、どうやら開催となりました。
折からの節電とあって照明がちょっと気になりましたが、穏やかな陽光に会場もふんわり、しっとり、、、やさしい雰囲気でそれぞれの作品も品よく見えました。
今回は色紙4枚(12か月の文例)を対幅の感覚で2枚のボードにまとめてみました。
王羲之の楽毅論
細楷のこれは実用書に取り入れるには最適ではないかと思い、勉強することにしました。
真面目に真摯に取り組む臨書は、精神修養とも重なり書くことで実は胸にずし~~んと来るものがあります。
九成宮禮泉銘
楷書の一番美しい形?
楽毅論の温かみとは違ったシャープな楷書。書を学ぶものが必ず通る関門。
まず、鋏でこれを切り抜き、起筆の角度、方向を知り、縦画横画の太さ間隔形の美しさを確認する。
次に筆を執り、線の深さ、食い込み重さなど筆勢を感じる、、、
色紙に一文字を。
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