興福寺断碑といえば誰もが知っている古典です。
しかもどちらかと言えば比較的取り組み易いもの。
でも しっかり学ぶならなかなかに奥深い!
拓本で見ると法帖とは又違った所が気になったりします。
本来集字ですが それを臨書する時は次へ次へと繋がるように書かなくてはいけません。
その為には上の字と下の字の息が切れ瓊ように、、、
などと細かいところを気にして居ると筆が止まってしまいます。そう なかなか厄介なものなのです。
そんな時拓本を見ると⁈
しかも裏から見る!
線の深さ 厚み その他いろいろが見えてとても面白い!
指で辿って行くと 遠く唐の時代まで遡って、、、
時を自分のものに?
ドンドン遠く深く時空を自在に操れる!
そんなハズは有りません。
私一人の空想の世界です。
でも でも ですネエ
王羲之の世界を想像する事が出来るってシアワセなことですネ。
そしてその事が断碑に興味を持ち
極めたい!などと身の程知らずの願いを持ってしまうのです。ハタシテ?
拓本にはそんな力があるようです^_^
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