あの日、あの夜、、、星を眺めていました。
見たことがないくらい美しい星空でした。
昼間のあのことがどこかへ行ってしまったように、、、
音もなく静かでした。
”時間”がどこかへいってしまったような、、、、
天地にたった一人だけのような、、、不思議な空間でした。
3月11日金曜日
乙丑 友引
月齢6,3 桃始笑(ももはじめてわらう)桃の花の蕾が開きかける頃
大震災のあの夜、まだ揺れていました。
何度も何度も、、、
この国はどうなってしまうのかと不安と寒さで一晩中震えていました。
それから早一か月余り、、、
大丈夫!まだ地面は存在し、花が咲き、鳥が歌い、人もより優しく思いやりに溢れ、みんなで力を合わせて未来を見つめています。
自然の力の凄さを思い知らされましたが、世界中の人々の真心もそれに負けないくらいスゴイものであることを知りました。
力を合わせることの美しさ、心の美しさ、「人」の美しさが何よりも一番であると。
ある方からこんな言葉のプレゼントを頂きました。
「人生は充実した日々の連続ではない
ただほんの僅かな一瞬であるが
震えるほど歓喜を感じることがある
稲光のようなこの瞬間を深く心にときめかせれば
生きる意義が輝きだす、、、、」
美しく生きる、、、
それは、、、見ること、聞くこと、感じること。
血も肉も骨も肌もトクトクと音を立てて動き回る。
動けない日々がかえって感覚を敏感にしてくれている?のかもしれません。
じっとしていることが、動けないことが五感を敏感にしてくれる、、、怪我に感謝!
盤石、、、精神をしっかり持つ!揺るぎない心!
浮足立っている今ココロシテ、、、
古今和歌集 紀貫之「ひとはいざこころもしらずふるさとははなぞむかしのかににほひける」
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