このところ外出が多く少々お疲れ気味。
でも今日は頑張って上野のお山まで、、、、
何度も通っていたのに気が付きませんでした。
沢山の観光客の足元に、、、”桜”が咲いていました。
ゆっくり足元を見る事もなく上ばかり見て歩いていたのでしょう、、、
つまり心が浮ついていた?
マズイ!落ち着かなくては、、、、
昨日うれしい知らせを聞いて今日はその確認!?
ちょっとの浮つきはお許しいただいて、、、、さあ~~
会場に入ると真ん中に生徒さんの作品!
なんと今回の最高賞!?
来年からは一般部の審査員です。
メデタシメデタシ、、、、
彼女の頑張りで良い結果を頂けたのだろうと、、、
(でも頑張っているのは出品者誰も同じ。幸運によるものも大きいと思います)
いずれにしても本当に有難いことです。
そしてそのほかの出品者も全員入賞!
今年は大変ラッキーな年のようです。
この会の特徴は古典の臨書をすること。
作品として発表するにはちょっと物足りないような気もするが、あくまでも臨書、りんしょ,リンショ、、、
基本は勿論大切。
臨書に臨書を重ねて、やがて倣書、自運へと進み、そこでやっと作品を発表できる!?のが常道ですが、
未だそこまで行かずともカタチを取り、線を学び、構築された文字を研究し、少しづつ前に進んでいく。
そこに作品とするヒントをつかんで、いつの日にかまとめ上げることが出来るようにしたいものです。
でもそこには”いつ?”成功するかわからない、、、長い年月も必要なのです。
だからこそ、、、、、頑張る力?耐える力?そして研究する力も。
つまり 臨書が大切?
だから
全体に”地味”!
派手な手法もあまりなく辛抱強く、黙々と、、、書いています。
いいことですね、、、
表彰式の会場はアノホテル。お正月らしく豪華なお花が迎えていました。
式の後の講演会
珍しく”墨”についてでした。
この頃は固形の墨を使わない方が多いとか、、、(私は墨汁、墨液はつかいません)
磨った墨と墨液の違いを感じないようでは?
墨の色、濃度、その他諸々の事を感じ、それによって筆を!紙を!どうするか?
それが書くときの一番の楽しみ!苦しみ?なのに
その時間を捨ててしまうなんてもったいない!
書人の最大の楽しみ?ではありませんか、、、
でも、墨汁全盛の今、墨について感じていられる先生がいらっしゃるということはとても嬉しいことです。
ちょっと時間オーバーになっても語り続けられるその先生に好感を持ちました。
外に出ると、街は早や夕闇、イルミネーションがキラキラと金色に輝いていました。
ちょっと長い一日でしたが、足取りは?
軽やかでした。
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