筆圧  筆力  筆勢について 2

高峰墜石  と言う言葉があります。

これは石が高い峰より堕ちる状態を述べた言葉です。 
漢書 司馬相似如伝に
転がした大石がガラガラと大音声を立てて落下すること

王羲之も点を作る毎に
紙から筆を離して空中に掲げる事  と言っています。

高峰墜石の勢いで筆峰を紙上に落とした時 筆峰と紙との間には石が地上で木端微塵となるような力が働くと言っています。空海の座右の銘では

点に高峰墜石の急迫した筆勢があります。

800年代のこの書 今もその迫力充分感じます^_^

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