神筆

　主がいなくなったお屋敷はちょっと荒れて、紅梅が今真っ盛り！
何故かちょっと淋しい、、、

　一方我が家の老梅はまだ蕾が硬い、、、

湯島天神の梅はもう、満開でしょうか？

天神様と言えば菅原道真。

道真は右大臣に任ぜられたが延喜元年無実の罪により大宰府に流された。その後いろいろ不幸が重なりすべて道真の祟りとされ非常に恐れられた。それゆえ怨霊を鎮めるため道真を天満天神として北野社に祀った。道真は神としてまつられたのでその筆跡は真筆といわれ特別に尊重された。

天神さまは書道の神様としてあがめられているが能書として優れた人ではなかった(春名好重説)が、道真の真跡は真筆であるから特別に尊重された。

またその真跡は残っていないとも、、、

でも何故か私の手元には？

明治25年
古書画出版協会発行「名家真筆帖」より

御真筆？ご神筆？何方でも珍重しますよね、、、、

また真跡と言われるものには

「式切」 「紫切」 「北野切」 「筑紫切」 「 讃岐切」 」「百錬切」などがあります。