東博で開催されている『書の至宝展」、見に行こうと思いつつ、なかなか時間が取れずにいます。聞くところによると、十重二十重?ほどではないにしても三重くらいの人で、人越しにチラッと、、、ぐらいの様子。ハテさて、お宝はなかなかには見難いもののようです。
さて、毎年ささやかな新年会の折、(ある方のご協力により)ありがたいことに名品を間近に見ることができます。
今年は2点
順教尼 画 蘭
事件に巻き込まれ両腕を無くし、口に筆をくわえて書、画を書いた人
吉川英次をして
「忍、、、と言う字を使う事を許されるのはあなただけ、、」といわしめたほどの過酷な人生の中から澄み切った境地の作品
きょう賢 書
福は堂に来たり、皆五数を成す
喜は庭に到り、恰も是れ双び臨む
対連、藍色絹本に金銀で宝相華文を描きその上に書かれた物
きょう賢 清代初期金陵八家の一人
*五福、、長寿、富、無病息災、徳、天命を全うする
眼福に与ることができ、嬉しい限り、さあ、これをどう生かすかは私の課題です。
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