眼福

東博で開催されている『書の至宝展」、見に行こうと思いつつ、なかなか時間が取れずにいます。聞くところによると、十重二十重?ほどではないにしても三重くらいの人で、人越しにチラッと、、、ぐらいの様子。ハテさて、お宝はなかなかには見難いもののようです。
 さて、毎年ささやかな新年会の折、(ある方のご協力により)ありがたいことに名品を間近に見ることができます。
 今年は2点

  順教尼 画   蘭

   事件に巻き込まれ両腕を無くし、口に筆をくわえて書、画を書いた人
   吉川英次をして
   「忍、、、と言う字を使う事を許されるのはあなただけ、、」といわしめたほどの過酷な人生の中から澄み切った境地の作品1月14日守峰会新年会 088ー25%.jpg

   
  きょう賢 書

   福は堂に来たり、皆五数を成す
   喜は庭に到り、恰も是れ双び臨む

 対連、藍色絹本に金銀で宝相華文を描きその上に書かれた物

 きょう賢 清代初期金陵八家の一人

   *五福、、長寿、富、無病息災、徳、天命を全うする1月14日守峰会新年会 091ー25%.jpg

 眼福に与ることができ、嬉しい限り、さあ、これをどう生かすかは私の課題です。

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