献上品？

新しい方向を模索して頑張っている知人の発表会に、、、車を走らせる事４０分。

　景色が少しづつ変わって、、、、アレは何？

　向こうの林の中に、赤い小さなポツポツ、、、リンゴでもないしィ～～～ハテ？

　近づいてみるとそれは大きな柿でした。

　枝も撓るほどタワワに、、、こんなに沢山の柿は見たこともありません。思わず立ち止まってしまいました。

　聞けばこれは「献上柿」と呼ばれる物だそうです。

　献上柿（上質のそれは毎年皇室に献上されている。柿農家はそれを作ることに誇りを持ち、毎年肥料から吟味し、品質にこだわって良いものを作るよう努力しているそうです）

　
　何か一つのことを極めていくのは大変なこと、次々に現れる柿の木を見ながら農家のみなさんの一生懸命が伝わって来るような気がしました。

　目的地に着くと、生き生きとした彼女がいました。

　「とてもうれしいことがあったんです。

　　昨日、将に昨日、、、こんな私に公民館から講師の依頼があったんです」

　ほんとうにうれしそうに話してくれました。

　「すご～～～い！それは絶対お受けしなくちゃ！

　　　おめでとうございま～～す」

　新しい試みがやっと花開いて来ましたね、よく頑張っていられましたもの。

　”努力の塊”のような彼女。東に西に足を運び地道に調査、それの裏付けを立証。本当にコツコツと努力を重ねてきました。そんな彼女に日が当たるようになってこんな嬉しいことはありません。

　努力はいつか認めらる、、、

　見事な柿とうれしそうな彼女の笑顔、今日はホントニ良い日でした。