来年の書展に向けて目下準備中。
今回は硯、、、皆さんの手持ちの中から数点を展示することにしました。
昨日、鑑定の先生にお出でを頂き、それぞれを見ていただきました。
ズら~~~と並んだ硯はなかなか壮観!
一つずつを鑑定、、、水滴を滴らせ、丁寧に、丁寧に、指先で鋒鋩を確認。
本来色も姿も違うそれぞれなのですが、加えて使い方でまた別の表情を作っているようです。
手入れの良いものあり、そうでないものあり。
「石はいいのに鋒鋩がつぶれてしまっています、、、」
鑑定の先生はとても残念そうにおっしゃられていました。
また、「これは1度もつかってないようですが、、、」
「いいえ、もう何度も、、、ほとんど毎日使っています」
「ええッ!きれいですね~~~」と、驚かれるような硯も。
鑑定はまるで人と石の真剣勝負。
息を呑んで、、、
見ていただけの私、ナゼかへとへとでした。
道具と人の出会いもまたご縁でしょうか?
大切に使わなければ申し訳ないと、心より感じました。
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