展覧会が終わって、、、、気が抜けてしまったのか、体中から力が抜けてしまいました。
加えて留守中の雑事が溜まってこれまた大変。
頭も体も思うように動かず、さて、、、どうしたものか?
仕方ないですね、自分の事ですから、、
頑張るぞ~~~!?
ジャン コクトーの「、、、、私の耳は、、、」」を書きました。
海の底に沈んでいる貝殻?
浜辺に打ち上げられた貝殻?
どことなくロマンチックな貝殻と海。
幼い日の思い出と今の自分との重なりを、、、時間を通して眺める?
小さな貝を通して大きな海のうねりを感じる?
何層にもなった時間的空間的な思いをどう表現したらよいかいろいろ迷いました。
でも最後はこんなことで終わり!?
いつものように消化不良で終わりました。
ある人とこれを見ながら話が弾みました。
「誰の訳詞? 上田 敏? 堀口大学かぁ~~」
このころの訳詞はいいなあ~~
そうね、、、フランス語はわからないけどこの堀口大学の訳詞のなんと素敵な事!
訳詞のお蔭で新しい世界が広がったみたいね。
そう、言葉の力、訳詞の力はすごいよ、、、
そう言えば、、、
昔、中学生頃だったかな?
先生が「ビオロンってしってるか?」と聞いたが、だれも答えられなかったよ、、、
いまならバイオリン!ってわかるけど、、、
そうね、ビオロンとバイオリンって響きが違うもん!
断然ビオロンの方が素敵に聞こえる!
そう、、、バイオリンっていうと楽器そのものが目に浮かぶけど
ビオロンって聞くと
なんか特別の空間が浮かぶよ、、、、
そう、それくらい言葉が持つイメージが大きいのね。
この詩が人口に膾炙されたのも翻訳が良かったから、、、
100年近くも経つのに未だにその時の特別な空気が漂って居るような気がしました。
それと、一つの作品から話がどんどん広がって行くのも私にとっては有難いことと思いました。
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