政治に疎い私ですが、ふと目に付いたある新聞のコラムに面白い事が書かれていました。
話題の麻生氏は『粋な唐様文字」に例えられ、一方福田さんは『楷書の首相」、、、と。
唐様文字には多種あり、そのうちのどれを指すのかわかりませんが、福田さんを、ーー端然として真面目ーーと評していました。
多少なりとも書に近い所にいる私としては、ちょっと異論?があります。
福田さんを書に例えるなら、楷書よりもむしろ、、、ある人に。
それは明から清にかけて活躍した八大山人!
飄々として悠揚せまらぬその文字はあたかも大鷲が空を舞う如く、象の大地を歩むが如く雄渾の中に泰然自若としている姿といわれます。
自然に逆らわずこれを生かして変化する、、、流れに従っているように見えて実はそれを上手に利用する。
これらはいずれも八大山人の特徴といえるものですが、何処か福田さんに共通するものがあるような気がします。
元来政治家など興味のない私ですので、全く見当違いのことを言っているかもしれませんが、、、なんとなくそんな気がしました。
実は私の憧れの人、八大山人の書とは?こんなものです。
気負い無く、飄々と無欲、、、そんな風に見えませんか?
いやいや、、、 福田さんはもっともっと、したたかですね。
だって一国の宰相になる方ですもの。
でも、 政治家を書に例えるなんて!
ちょっとうれしいい、、、、なッ!
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