書作展、、、3

今回の私の作品は、、、

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   2×6×2   古今和歌集より4首、大字仮名で。

  視界を広く、、、12尺の広さを一遍に視界に入れることができたでしょうか?
  

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 世阿弥の言葉。

 是非、、、とは難しい言葉で一通りの説明では足りず、でも文意を拡げると?これもまた言葉が足りず、、、

 
 「どこからが老後?」と云う声が聞こえました。
 
 これもなかなか定義が難しく、この言葉が言われた頃と今の状態の違いをちょっと考えなくては、、、と、思いました。

 なにせ、”生涯現役”と言われる時代です。
 果たして老後とは何時からを云うのでしょうか、、、

 いずれにしても書き手の思いを越えたところで作品が一人で歩きだし、
 見る方の思いを重ねてそれぞれの思いが動いて行くようで、ちょっと面白いと思いました。

 ”言葉”とはそれを見ている方の”思い”で如何様にも成り得るようです。

 それぞれの思いの中でこの書が生きている?もしくはちょっとした刺激剤になったとしたら?
 とても嬉しい事です。

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 物理学者 中谷宇吉郎の言葉から、、、

 あくまでも真面目な先生のお言葉をどう表わしたらよいか迷いました。

 結局は私も真面目に謙虚に書いてみました。

 ”遊び”を入れずに、、、、
 でも堅苦しくならず穏やかに品良く!
 
 字の”形、線質”など、ちょっとでも雰囲気がだせたら、、、

 私の密かな願いです。

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