書の見方

沢山の方にお出でを頂き、どうやら会も終了する事が出来ました。本当にありがとうございました。

 初めて来て頂いた方が何人かいらして、どう見てよいかわからない、、、と言うことを聞きました。

 そこで、私なりに「書道展の見方」を、、、

 会場に入ると沢山の作品!そこで立ち止まってしまいます。でも、勇気を持って前に進んでください。
 取り敢えずは、
 二つの作品を見比べる事。

 比較、、、ってとても大きな力を持っています。

 書体が違っていても、字数が違っていてもそんなことに関係なく、どちらが好きか?です。
 見る人にとって、好きな方が良い作品だと思います。

 次に、、、
 すこ~~~し、目が慣れて来たら
 白と黒の関係を見ること。つまり書かれている字(書)と余白の関係を。
 字が大き過ぎて余白がなく、圧迫感を持ったら?その作品はあまり成功とは言えないかも?
 また、書いてある字に力がなく、白(余白)の方に目が行ってしまった。これもあまり、、、ね。

 その他見るべきところは沢山ありますが、基本的に、、、
 楽しい、爽やか、明るい、落ち着く、伸びやか、、、など、プラスのイメージが湧く物ならきっといい作品だと思います。

 書に限らず、絵画、演劇、音楽など心に訴えかけるものはみな同じだと思います。
 是非沢山ご覧下さい。その内きっと良いものに巡り会えると思います。

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