書いてみました

千字文の一節
書体をどうしようと考えましたが、敢えて楷書で書いてみました。

濃墨を我慢しながらカスレを活かして作品に厚みを持たせる!
予定でしたが、、、、

出来上がってみると?

厚みではなくカスレの汚さでした。
ガックリ!?
まだまだですね~~

(榮業所基) 籍甚無竟   (これら教えの基づくところ) 名誉高まり極まりしらず
學優登仕 攝職從政   学にすぐれて役所に仕え 官職を得て政治行う
存以 去而益詠   人は善政たたえて慕い 去った後にも詩にして歌う

“甘棠”と言う言葉が分からず調べてみました。

「やまなし」に似ている果物とか、、、

(これは”やまなし”)

日本のナシの原種?だとか

楚楚としたナシの花、大好きです。

話が横道にそれますが、
「詩経 召南」に
「甘棠之愛」と言う言葉が有ります。
人民が立派な為政者を心から慕う事、、、だそうです。

こんもりと茂ったカントウの樹
枝が茂り過ぎて邪魔になってしまった。
切り払ってしまおうか?
いやいや枝をきらないでおくれ
幹をきらないでおくれ
召伯さまが宿られた思い出の樹だから、、、と。

詩よりは民謡のようなものだとありました。

当時の為政者と民衆の優しい関係が言葉となって今も残っていること。
なんだか心が温かくなりました。

「千字文」読んでいくと学ぶべき言葉がイッパイ!
(私が不勉強なのですが)
とても深い?もののようです。

これから少しづつ身をいれて書いていこうと思っています。

詩経 中国最古の詩集 四書五経の内の一つ

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