「富士には月見草が良く似合う、、、」とは、太宰治の言葉ですが、富士には桜もとても、よく似合います。
先日『桜と富士と大パノラマ!松田桜まつり、、、」に行ってきました。
散り始めた河津桜と菜の花と富士山。
抜けるような青空に濃いピンクの河津桜と黄色の菜の花そして真っ白な富士!
なんとも美しく雄大な眺めでした。
ソメイヨシノの儚げな姿と違い、堂々たる濃い目の花びらは、青空の中で一際鮮やかでした。
つづいて曽我の梅林へ、、、
盛り沢山のバス旅行は至れり尽くせりで、ちゃんと現地まで運んでくれます。
「ジュウロウは先日の強風で終わりました」の第一声に、、、「ハテ!何のこと?」
梅林について分かりました。ジュウロウとは梅の種類、あの曽我の五郎十郎から銘銘した種が小さく果肉が厚く梅干に最適な種類「十郎」と知りました。
枝垂れ梅はまだ七分咲きくらい、、、馥郁たる香りの漂う中、背をかがめて抜けると
なんと紅白の幔幕が引かれ寿獅子舞が、、、地元の青年団のみなさんが熱演中でした。
立春から弥生への足取りは行きつ戻りつ、、、先ほどまでの青空もいつか曇り空に。
うららかな日差しもぐっと下がって底冷えの泣き虫天気に。
濃き薄きピンクの枝垂れの中に、天まで届きそうな白梅の若枝を頼もしく眺めながら帰路に
着きました。
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