揺れる、、、

雨が降らないうちに!

 どうにも落ち着かないのです。

 この季節の毎度の事!

 どんなに差し迫った事よりも”先に”、、、桜!

 「毎年、しょうがないわネ、、、サクラの頃は、、、」

 「いいんじゃぁない! そんなに好きな桜も観たくない!と、言う年もあったんだから、、、」
  身近にいる人は私を良く見ています。

 確かにそんな年もありました。

 また桜が咲いているのに気付かない年もありました。

 桜にうつつを抜かせるのはある意味シアワセなことなのでしょう。

 さてその幸せな日、、、

 枝垂れ桜は当に満開!

 花曇りの空に

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 上から観ても、下から観ても、

 表からも、裏からも

 遠くから観ても

 近くで観ても。

 何処から観ても”絵”になるのです。

桜は枝垂れのみならず山桜、八重桜 御衣黄?(江戸時代は70種もあったとか)

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 観るだけでなく写真に収めたり、自分の手で思うように描いたり。

 あちこちで絵筆を持つ人が楽しそうにキャンバスに向かっています。

 桜狩りのスタイルは様々。

 枝垂れ桜は薄曇りの空にとても良く似合っていました。

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 桜の花はその種類と空模様によって見映えがしたり、そうでなかったり、

 染井吉野は晴天!
 
 晴れ渡った青空にとても良く似合います。
 花の色もより濃く、白からピンクへ、、、

 枝垂れ桜は、、、花曇りの日!

 薄グレイの空に少し濃いめのピンクが華やぎ、乙女のざわめきが聞こえてくるようです。

 風に揺れる姿はちょっぴりハシャいでピョンピョンとダンスをしているよう~~

 枝垂れの姿は風が吹いてこその揺らぎ、風情、

 うす曇りの空と揺れる桜、、、天平の昔の仏さまの瓔珞を思い出しました。

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サンスクリット語で「真珠の首飾り」という意味の「ムクターハーラ」を語源とする瓔珞は、仏像、寺院、お仏壇を飾る荘厳具です。瓔珞の漢字は「瓔」=「珠のような石・首飾り」を、「珞」=「まとう」という意味が込められており、金色の美しい装飾には宝石が編みこまれたものもあります。装身具や、本堂の天井などから下がっている、きらびやかな装飾品を瓔珞ようらくといいます。

瓔珞は宝石や貴金属を編んで作った物なので、糸偏の纓珞という表記もあります。纓はかざりひも、瓔は首飾りのことで、珞は「まとう」という意味から身にある物をいいます。

 

 大宮人も揺れる桜を見ていたのでしょうか、、、、?

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