気が付いたらもう、8月!!!
大変大変~~~
締め切り日は目の前です。
大体の人は仕上がりましたが、まだ、、、の人が。
スロースターターの彼女、いつもみんなが出来上がった頃、やっと調子を上げて来ます。
今年も、、、
般若心経を書きたい!しかも王ギ之の臨書で。
全紙一枚半はかなりの大作。
一枚書くのに4時間も掛かるとか(ちょっと掛かり過ぎだとは思いますが、それが彼女のペース)。
臨書、、、元のものに、どれだけ近つけるか?白紙の状態で望まないとなかなかうまくは行きません。
その上、お経を書く、、、、これはもっと大変、邪念を払って無私の状態で書かなければ、品位は保てない?
二つの条件を踏まえた上で、しかも作品としてのメリハリも、、、
この暑さの中で、、、、本当に良く頑張りました。
元のものに忠実に、でも、表面の美しさだけではなく、内側の深さも、、、
やっと仕上がって、、、
落款はキンショ、、、謹書と書きました。
謹んで書かせていただきましたの思いを込めて。
「本当に良く頑張られたと思います。ご家族、友人、その他たくさんの方々のお力添えがあったればこそ!
体調を壊す事もなく、無事仕上げられ、おめでとうございます。
きっと目に見える方方だけでなく、目にみえない方々のお力添えもあったと思います。
どんな事でも自分ひとりで、、、などと、言う事は在り得ないのよね~~
みなさんに助けられて今日があると感謝してね」
、、、何時になくちょっと神妙にイロイロな事を感じました。
「実は書いている時、亡くなった父の声で「がんばれよ」と聞こえました。
今年は33回忌なんです」と。
子の親への思い、親の子への思い、、、、、ず~~~~と繋がっているのですね。
彼女にとって、今年の作品は特別だったようです。
完成して本当に良かった!
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